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白河学園訪問レポート

白河学園訪問レポート

2月22日(土)に福島県にある児童養護施設、白河学園へ訪問いたしました。

今月は東京でも2週連続の大雪となりましたが、白河学園のある白河市では、観測史上最大となる76cmの積雪を記録したとのことで、未だに歩道が埋もれるほどの雪が残っていました。

BLUE FOR JAPANでは、今年の春に白河学園にてバーベキューと「お仕事紹介」のイベントを企画しています。今回はこのイベントの打ち合わせのため、白河学園を訪問し、職員の方と意見交換をしてまいりました。

「お仕事紹介」では、多様な職種のメンバーから構成されるBLUEの強みを活かし、「社会にはたくさんの仕事がある」ことを伝え、将来の選択肢を広げるひとつのきっかけとすることを目的に準備を進めています。職員の方によると、最近は、将来なりたい職業がある子どもが多くなっているとのこと。そして、白河学園としても子どもたち一人ひとりが目標に近づけるよう、年度ごとに計画を立てているとのことです。企画している今回のイベントも子どもたちにとって有意義なものとなって欲しいと願っています。

打ち合わせでは、子どもたちの学校卒業後の進路や、どのような話をすることが期待されるかについて職員の方のお話をうかがうことができました。それによって、メンバーだけで話しているだけでは定まらなかった点もクリアになり、貴重な時間となりました。

お昼には、子どもたちとランチをいただきました。一緒にいた子どもたちに「バーベキューをしようと思うのだけど、どうかな?」と聞いたところ、「やりたい!」「楽しそう!」と笑顔で答えてくれたのが印象的でした。

また、子どもたちに「この人、知ってる~!」と、顔を覚えてもらったメンバーがいたり、ある男の子には「夏には小学生たちがお世話になりました」と言われたりと、子どもたちの中でも、BLUEの存在が少しずつ浸透してきているようです。

また、今回の訪問では、4月にフランス大使館で開かれるチャリティー・ワイン・オークションを企画されているActive東北さんとフランスからワインの蔵元であるChateau Le Puy(シャトー・ル・ピュイ)の方もお越しになり、白河学園の視察を行いました。チャリティーオークションの収益金は、東日本大震災で被害をうけた方々を支援している団体へ寄付される予定です。

今回の訪問を通して、やはり現地へ足を運び、職員の方のお話を直に伺い、子どもたちと直接顔を合わせて話をすることの大切さを再確認しました。春のイベントも楽しみです!