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「おいでよ!東京2013」に、建築家 谷尻誠さんが参加表明して下さいました

「おいでよ!東京2013」に、建築家 谷尻誠さんが参加表明して下さいました

8月19日(月)開催の「おいでよ!東京2013」に、人気の若手建築家、谷尻誠さんが参加表明して下さいました。

現在、「おいでよ!東京2013」実現に向け、Just Givingのホームページでファンドレイジングを行っています。

谷尻さんからは、当日子どもたちと触れ合うことで、「福島の児童養護施設の子どもたちから学び、子どもたちと日本の将来を考えたい」というメッセージをいただきました。
若手建築家の代表格で、さまざまなメディアにも引っ張りだこの谷尻さんは、広島県の出身で、代表を務める建築事務所 suppose design officeの本社も広島市にあります。原爆を投下された広島県の出身だからこそ、2011年3月11日に起きた東日本大震災によって引き起こされた福島の原発事故にも特別な思い入れがあるそうです。

谷尻誠さんは、「考えること」を非常に大切にする建築家です。

私たちBLUE FOR JAPANは谷尻さんが参加を表明して下さったときに、「子どもたちのために、何ができると思いますか?」とお聞きしました。
しかし、谷尻さんは、「被災地の子どもに何かをあげるのではなく、彼らから学べるのではないか?僕たちのほうが、被災地の子どもたちから学ぶべきだ」とお答えになりました。

著書にもあるように、母親のいない家庭で少年時代を過ごしたこともあり、
児童養護施設というさまざまな理由で親と暮らせない子どもたちと
一緒に学びたい、一緒に考えたい、という気持ちは人一倍です。

「おいでよ!東京2013」で谷尻さんが得た「気づき」から、
一人の建築家としてこれから被災地の養護施設で何ができるかを考えていきます。
それは、昨年六本木のミッドタウンに突如あらわれた谷尻さん作の
「ジャングルジム」のような遊具の建築かもしれません。
廃材を使ったテーブルかもしれないし、全く違うものかもしれません。
何にせよ、それを子どもたち、そして私たちと一緒に考え、未来への提言をしていく予定です。

谷尻さんは、「おいでよ!東京」の終了後、子どもたちから得た「気づき」をレポートとしてまとめてくださる予定です。

BLUE FOR JAPANのメンバーも、当日、子どもたちと谷尻さんが触れ合うのを楽しみにしております。

詳しくは、Just Givingのサイトをご覧下さい。http://justgiving.jp/c/9132
皆様のご支援を宜しくお願い申し上げます。

谷尻誠 プロフィール
1974年 広島県生まれ。穴吹デザイン専門学校卒業。本兼建築設計事務所、HAL建築工房を経て、2000年 建築設計事務所 suppose design office 設立。
現在 穴吹デザイン専門学校非常勤講師、広島女学院大学 客員教授。
著書に「1000%の建築」(エクスナレッジ)
広島・東京を拠点に、住宅・商業空間・会場構成・ランドスケープなど幅広く建築。