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オリンピック選手と走ろう!靴プロジェクト@白河学園

オリンピック選手と走ろう!靴プロジェクト@白河学園

去る11月12日(日)、アテネオリンピックの陸上4×400mリレー代表の伊藤友広さんとBLUE FOR JAPANのメンバーで福島県の白河学園を訪れました。

今回の訪問は、題して「靴プロジェクト」。成長期真っ盛りで靴の消耗が激しい子どもたちへの靴のプレゼントと、伊藤選手による「走り方教室」の2本立てのイベントです。

昼食後、白河学園の男女40名と共に、学園から車で10分のところにあるスーパースポーツゼビオ メガステージ白河店へ。ゼビオのスポーツナビゲーターの皆さんにご協力頂きながら、子どもたちに靴を選んでもらいます。伊藤選手にも走りやすい靴選びのアドバイスを頂きました。

「速く走れる靴が欲しい」「かっこいい靴が欲しい」「この色がかわいい」と思い思いに靴を選ぶ子どもたち。
中高生のお兄さん、お姉さん組は、「これとこれどっちがいいかな~」「こっちの方が似合うかも」と、それぞれ仲間同士でお気に入りの一足を決めていました。
中には欲しい靴のサイズがなくて取り寄せをした子も。すぐに「これ!」と決める子がいれば、「どうしよう~」とあれこれ悩む子もいて、選び方は子どもたちそれぞれでしたが、無事にお気に入りの一足を見つけられたようです。

欲しい靴が決まったら、子どもたち自身でレジへ向かいます。靴を単にプレゼントするのではなく、決められた予算内で欲しいものを選び、そしてレジで購入するという一連の流れを子どもたちには経験してもらいました。
予算の中から商品を選び、自分で購入する。社会に出たら当たり前に求められるこの対応を経験するのも、今回のプロジェクトの目的の一つです。

五輪代表選手と一緒に選びながら靴を大切にすること、道具への想い入れも学習することがこの企画の特徴でもあります。
前回も一緒にご協力いただいたゼビオ様は地元福島の大企業でありCSR部もあり社会的意識が高い企業様です。こういった地元企業様と協力すること、福島県にお金が還元することも私たちが考えてきたプロジェクトの大切な意味の一つです。
ご協力を頂きましたゼビオのスタッフの皆様には改めて御礼申し上げます。

学園に戻ってからは、伊藤選手による「走り方教室」がスタート。子どもたちの足元には買ったばかりの靴が並んでいます。

「走るときに一番大切なのは姿勢。まずはいい姿勢を作ってみよう。」「いい姿勢が作れたら、今度はその場でジャンプしてみよう。」「ジャンプするときの蹴る感覚を走るときにも意識してみよう。」と、一つ一つ、丁寧に解説する伊藤選手。子どもたちは、解説に耳を傾け、そして実際に体を動かしながら走り方のポイントを習いました。

伊藤選手の本気の走りを見た時は、「うわぁ、速い!」と子どもたちからも驚きの声。最後には、みんなで伊藤選手と本気のかけっこをしました。笑いながら走る子も、真剣に走る子も、純粋に走ることを楽しんでくれたのではないかな、と思います。

BLUE FOR JAPANの大事にしている考え方の一つに、「物品の寄付にプラスアルファの価値を提供する」ということがあります。
今回のイベントでは、買い物の経験をする機会、そして、自ら選んだお気に入りの靴を履いてオリンピック選手に走り方を教えてもらう機会を設けました。社会で生きる上で必要となる経験と楽しい経験。BLUE FOR JAPANでは、学び&楽しみの機会を今後も提供していきたいと思います。

今後ともBLUE FOR JAPANをどうぞよろしくお願いいたします。