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元プロバレーボール選手 栗原恵さんのサイン入りバレーボールを児童養護施設に寄付

元プロバレーボール選手 栗原恵さんのサイン入りバレーボールを児童養護施設に寄付

昨年の「チャリティーオークション2023」で落札された元プロバレーボール選手 栗原恵さんのサイン入りバレーボールを、落札者のお申し出に沿う形で東京・世田谷区の児童養護施設「福音寮」に寄付させていただきました。
栗原さんならびにご落札いただいた方のご厚意にあらためて感謝申し上げます。

福音寮は昭和20年に創設された歴史ある園で、児童養護施設・グループホーム6か所の他、学童クラブ11か所、保育園、おでかけひろば、ショートステイなど、子どもたちが安心して暮らせる環境づくりのために、地域との連携を大切にしながら多岐にわたる事業を展開しています。

応対していただいた理事長の飯田さんは「バレーボールが大好きな子どもたちもいるので、うれしいです」と大変喜ばれ、施設内を案内してくださいました。

ここでは50名以上の子どもたちが生活しており、3階建ての建物には明るい吹き抜けが広がっています。親子支援室や自立支援室、そして地域の幼児たちをサポートする「ぽっぽちゃんひろば」や多目的ホールなど、充実した施設が整っています。ホールでは月に一度、卒寮したメンバーが集うカフェイベントも開催されているそうです。

週末のちょうどお昼どきに訪問したので、子どもたちは自ら美味しそうなランチを用意していました。
遊び盛りの子どもたちが大勢で暮らしている中、施設の内装や設備のメンテナンスはさぞかし大変だろうと思いましたが、子どもたちが暮らしやすい環境を維持するために、破損や汚れなどはすぐに修復するように心がけていらっしゃるのだそうです。施設内はどこも清潔で、生活環境に対する真摯な取り組みが感じられました。

理事長の飯田さんに卒寮後の子どもたちのお話などをヒアリングさせていただきましたが、今の課題は慢性的な人員不足による職員への負担とのことでした。
児童のケアはもちろん大事ですが、ケアする側の職員へのサポートも不可欠であり、子どもたちが安心して暮らせる環境を持続させるためには、この課題にも真剣に向き合わなければならないと感じました。

BLUE FOR JAPANも施設と連携しながら、子どもたちを支援していければと思っています。これからも多くの皆様のご理解と協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。