震災後3年目を迎えて

今年、3月11日で震災より3年が経過します。被災者の方々には、これ以上に長い、厳しい3年間は無かったのではないかとお察し致します。この日に改めて、被災された方々の事を想い、そして引き続き自分たちに何が出来るのか、考えていく一つの区切りに出来ればと思っています。3年経った被災地では、この厳しい寒さの中まだまだ仮設住宅で暮らす方々が多い一方で、そろそろ忘れられるのではないか、という焦りが強くなっているといいます。私たちも、復興はこれから、という想いを新たにし、少しでも被災者の方々に寄り添っていきたいと思います。その中で、東北の町工場や旅館、物産店など、生産が再開するところも増えてきており、是非そういったところでBLUEのシールを活用し、何らかの役に立つことが出来れば、と思っています。

BLUEの活動も、皆様のお陰で3年を迎える事が出来ました。震災支援関係のNPOも徐々に少なくなってくる中、ここまで続けてこれたのは、寄付者の方々、ボランティアの方々、スタッフの方々、そして何より私たちが支援してきた福島の子供達に支えられてのことと思っています。今年は、より福島を中心とした被災地の養護施設に実際に行く機会を増やし、引き続き教育および自立支援に軸を据え、養護施設の子供達およびスタッフの方々に寄り添った支援をしていきたいと思っています。

改めて、BLUEを支えてきて下さった皆様に心より御礼を申し上げるとともに、引き続き被災地のためのご支援、ご鞭撻をスタッフ一同より改めてお願い申し上げます。

BLUE FOR JAPAN 代表一同　　小木曽・牛山・後藤